土地の売買契約をおこなうときは、さまざまな手続きをしなくてはなりません。
買う場合と売る場合で、全体の流れや準備しなければならないものも異なるため、事前に把握しておくことが大切です。
そこで今回は購入時と売却時にわけて、土地売買契約における全体的な流れや必要書類についてご紹介します。
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土地売買契約の流れ①購入時
買いたい土地を見つけたら、購入希望の意志を伝えるために買付証明書を提出します。
用紙は基本的に不動産会社から提供され、買主の個人情報や物件の基本的な情報のほか、交渉したい項目を書くことも可能です。
買付証明書を提出しても購入できるとは限らず、売主が条件に応じなかった場合や、交渉中にほかの買主が優先された場合は購入できない可能性があります。
住宅ローンを利用する場合は、買付証明書を提出するタイミングで事前審査を申し込みます。
売主が受理してくれたら売買契約に進み、手付金の支払いをして重要事項説明を受けるのが一般的です。
売買契約が成立したら、住宅ローンの本審査を申し込みます。
審査にとおったら、金融機関と金銭消費貸借契約を交わして、土地の引き渡し後に融資を受けるのが後半の流れです。
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土地売買契約の流れ②売却時
土地を売りたいときは、まず土地がどれくらいの価格で売りに出せるのかを調べることが大切です。
不動産会社に査定を依頼し、査定の結果に納得できた場合は、媒介契約をおこないます。
不動産会社との媒介契約には、一般・専任・専属専任の3種類があります。
それぞれ契約先の数や買主の探し方に制限があるため、特徴を把握したうえで合った方法を選びましょう。
媒介契約をおこなったら売却活動をスタートさせて、希望者からの内覧や交渉を受け付けます。
買主が決まったら重要事項説明をおこない、納得してもらったのちに売買契約を締結します。
そして決済と土地の引き渡しを済ませて、所有権移転登記をおこなったら完了です。
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流れと一緒に把握しておきたい！土地売買契約の必要書類
売る側と買う側の双方が準備すべき必要書類として、運転免許証などの身分証明書があります。
一度だけではなく、媒介契約や引き渡しなど複数のタイミングで必要になるため、どの身分証明書を提出するのか考えておきましょう。
印鑑証明書や住民票の提出を求められる場合もあるため、事前に確認することが大切です。
また、売主は準備する書類が複数ある点に注意しなければなりません。
●確定測量図、境界確認書
●登記済権利証
●固定資産税の納税通知書
●固定資産評価証明書
●全部事項証明書
不動産会社や買主に正しい情報を提供して、トラブルのない土地売買契約を結ぶためにも欠かせない書類ばかりなので、漏れがないように注意が必要です。
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まとめ
土地売却契約では、売る側と買う側それぞれの立場で、全体的な流れや必要な書類が大きく異なります。
あわてて手続きを進めると、ミスが発生してトラブルにつながる可能性もあるため、全体的な流れをしっかり把握してスムーズな売買契約をしましょう。
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